我が家のアイドル
今年も残すところあとわずかになりました。
2021年は、みなさまにとってどんな一年だったでしょうか。
我が家は特段の変りもありませんでしたが、やはり一年を通して新型コロナの流行が暗雲のように垂れ込め、世の中全体に暗い影を落としていたように思います。
遊びに出かけることもはばかられ、うちにこもる日々を過ごす中で、私たちの心を癒してくれたのがこちら↓
我が家のアイドル、金魚の金ちゃんです。
全長20センチ越えの堂々とした体格で、立派な尾びれをゆすりながら優雅に泳ぐ姿は、私たちがイメージする「金魚」とは明らかに一線を画しています。
5年ほど前に親から飼育を引き継ぎました。
金ちゃんと言う名前も、その時から引き継いでいます。
飼育を引き継ぐ前に親がどれぐらい飼っていたかはっきりしないのですが、それでも10歳近くにはなっていると思われ、金魚の寿命が平均3~4年と言われるなかで、すでに老境の域に達しているのは間違いないと思われます👨🦳
掃除やエサやりなどのお世話は、基本Kazuさんがやってくれます。
Kazuさんが水槽に近づくと、金ちゃんは大急ぎで水面近くに上って来てスタンバイ。まるで今にも陸に上がって来そうな勢いです!
「金ちゃんゆっくり食べんさいね~」なんて言いながらKazuさんがエサをあげると、のどに詰まらないかと心配になるほど一気にエサをほおばります。
食べることにアグレッシブな金ちゃんの様子はそれは元気で若々しくて、とても老金とは思えません。
さて、そんな老いたりといえどますます元気な金ちゃんですが、これがなかなかの芸達者なんです。
いろいろな面白い動きをして私たちを笑わせてくれます。たとえばこんな...
どうですか、この水槽の底をえぐるような泳ぎ!
「こんな風にも泳げるんよ!」と自慢しているみたいです。そして最後どや顔を決めているようにも見えますが…😅
冬になって水温が下がるとじっとしている時間が多くなります。その姿はまるで土鈴のようでもあり、かわいらしくて思わず笑ってしまいます。
こんな感じでじっとしてます。
犬や猫の哺乳類ならともかく、魚や鳥なんかは感情があるのかないのかよくわからなくて、あんまり可愛いと思えない、という人もいるかもしれませんが、実は魚は私達が考えているよりもっと複雑な思考回路を持っているのでは、という最新の研究もあります。
生物学者のジョナサン・バルカム氏も「動物の行動や感情を専門とする生物学者として、私は過去4年間、魚の生態について研究してきました。そこでわかったのは、我々は海洋動物を過小評価しているということです。研究結果から冷静に分析すると、『魚は考え、感じている』という結果にたどり着かざるを得ません」とおっしゃっているとか。
金ちゃんは何を思って日々過ごしているのでしょう。
もっと広い水槽を!とか もっと美味しいご飯を!とか思っていたりして…
かつて志村動物園に出演されていたハイジさんのように動物の気持ちがわかる能力がある人がいれば、是非金ちゃんの気持ちを聞いてみたいものです。
こんな小さい命ですが、これからも大切に育てていきたいと思います。
金ちゃん、これからもずっと元気で私たちを笑わせてね。
いつまでも若々しい金ちゃんの姿から元気をもらって、来年も頑張りたいと思います✨😊
それではみなさんどうぞ良いお年をお迎えください。