10月のケーキ

今や秋の一大風物詩として定着している10月31日のハロウィン👻

日本で最初にハロウィンを取り扱ったのは、1970年代に原宿にあったキディランド原宿店だと言われているそうですね。

日本では仮装を楽しむイベントというイメージがすっかり定着していますが、もともとはヨーロッパ発祥のお祭りで、「諸聖人の日(11月1日)の前夜祭」といった意味合いがあるそうです。

このお祭りでは、目・口・鼻をくり抜いて顔の形にしたかぼちゃのランタン🎃が飾られ、そのランタンを作る際にくりぬいた中身で作ったかぼちゃのお菓子も様々見られるようになっています。

ということで前置きが長くなりましたが10月のお菓子を――

ハロウィンにちなみ、かぼちゃのモンブランタルトです。

かぼちゃのモンブランタルト

タルト台の上に生クリームを絞り、その上にかぼちゃペーストで作ったクリームをたっぷり絞り出しています。

トッピングには生クリーム、栗の甘露煮、かぼちゃの種を。

どっしりと重い感じのケーキなので、濃いめのコーヒーなどと合わせて少しずつ食べるのがよいように思います☕


≪ハロウィンの仮装の由来について≫

ハロウィンの起源である古代ケルトでは、日本のお盆と同様に、10月31日は死後の世界との扉が開き、ご先祖様の霊が家族に会いに現世へ戻って来る日と考えられていました。
しかし、ご先祖様だけでなく、悪霊や悪さをする精霊なども一緒に現世に来てしまい、子どもをさらったり人の魂を取ったりするとも言われていました。
そこで人々は、仮面を被ったり化粧をしたり魔除けの焚き火を焚いたりして、悪さをする悪霊や精霊を驚かせて追い払っていたとされています。
この風習がもとになり、ハロウィンの日に仮装する文化が生まれました。
なお仮装する目的は悪霊の仲間だと思わせ、災いから身を守るためという説もあるそうです。