モフモフとの遭遇

自宅玄関前の廊下の隅に、ふわふわモフモフしたものを発見しました。

こちらのお方です↓

フォルムとサイズから見ると、昔飼っていたジャンガリアンハムスター🐹に似ています。

どこかの家から逃げ出してきちゃったのでしょうか。

でもよく見るとちょっと違うような。

違う角度から写真を撮ってみると、特徴的な耳と鼻

そして翅をたたんだ姿。

コウモリ(アブラコウモリ)でした💦

コウモリは森や洞窟や墓地にいるものだという先入観があったので「なんでこんなところに⁉」とちょっとびっくりしましたが

実はアブラコウモリに関しては全く違うようです。

アブラコウモリ(通称:イエコウモリ)は小さいサイズのコウモリで、頭胴長41〜60mm、前腕長30〜37mm、尾長29〜45mm、体重5~10g。黒褐色、暗灰褐色系の体毛をもつ。
日本では北海道を除く全国に生息。日本に生息するコウモリの中では唯一、住家性、すなわち家屋のみをすみかとするコウモリ。
出現時期は3月~10月(ただし冬季も暖かい日は飛翔する)。
昼間は家屋を隠れ家とし、壁の中、壁と壁板の間、瓦の下、天井裏、戸袋の中などを利用している。最近はビルの通風口なども利用。
日が暮れると隠れ家を飛び出し、付近の広場、公園、ため池、河川など開けた場所で旋回しながら昆虫を補食する。

ドラキュラ等でおなじみの、あの不規則な飛び方がなんとも不気味な感じですが、変則的な飛び方を駆使して昆虫を捕食し、蚊やハエをなんと一晩に100匹以上食べるそうです。

人間に換算すると一人でおむすびを100個食べるのと同じくらいとのこと。

かなりの大食漢なんですね...😮

アブラコウモリは小さいのであまり怖い感じはなかったですが、大きなコウモリは翼を広げると2mになるものもいるのだとか。

こんなのでしょうか❓

ある日窓を開けたら軒先にぶら下がっていたら怖いですよね 😱

ちなみに中国ではコウモリを表す「蝠」と「福」の音が近いことから、コウモリはおめでたい動物と考えられているそうです。

ただ生のコウモリには、多くの病原菌が付着してる可能性があり、 素手で触ることは不衛生で感染症やアレルギーなどを引き起こすリスクがあるとのこと。

最近ではコロナウイルスがコウモリ由来ではという説もありました。見つけても触ったり捕まえたりしないようにしてください。