東京人が聞いた広島ことば「たちまち」
我が家はKazuさんが広島出身、私は東京出身ですが、家での共通語は広島弁です。
と言っても私の広島弁は「なんちゃって」レベルですし、Kazuさんも高卒後にふるさとを離れているので、自分の話す広島弁が正しいのか、あまり自信はないようですが。
そんな私が広島へ行き、生の広島弁を聞いて「あぁこれは東京では聞かないな~」と思ったものをご紹介する「東京生まれの私が広島で聞いたことば」シリーズ。
エントリーNo.2:「たちまち」
Kazuさんの実家へ帰った時のこと。
その日仕事がお休みのお義兄さんと世間話をしていた時に聞いた言葉です。
「今日は休みなんじゃが、仕入れの方がちーと心配じゃけぇ、たちまち行ってみよう思うとるんよ」
確かこんな感じだったと思います。
「たちまち」行ってみようというからには、すぐに出発するのかなと思いきや、なかなか家を出ないお義兄さん。
後で聞いてみると、広島では「たちまち」は「とりあえず」という意味でも使われるとのこと!
お義兄さんは「とりあえず、行ってみようと思ってる」と話したのでした。
この「たちまち」の使い方、Kazuさんからは普段聞かない言い回しだったので、私にはとても新鮮でした。
今ではどんどん使うようにしています 😃✨
** 「たちまち」を使うのは比較的年齢高目の方が多く、若い人はあまり使っていないそうです