君の名は

自然が豊かなこちら地方では、自宅付近でもいろいろな生き物に遭遇します。

ある日、家を出たところに緑色の葉っぱのようなものが落ちていました。

銀杏の葉かな?と思いよくよく見てみると…

触角があります。

蛾でしょうか。

薄緑色でとても綺麗です。

帰宅したときにはどこかへ飛び立っていたこの小さな訪問者。
なんという名前なのでしょう。

「蛾 銀杏の葉」という検索ワードで調べてみると、すぐに出てきました。

「オオミズアオ」というそうです。

オオミズアオは青白い色をした大型の美しいヤママユガ
体長は ♂ 80~110mm ♀ 85~120mm
前翅の前縁は、濃い紅色で、立体的な濃淡がある
国内では九州から北海道にかけて、国外では朝鮮半島・中国・ロシア南東部に分布し、平地から高原まで生息域は広い
英語では「Luna moth(ルナ・モス)」=(月の女神)と呼ばれる

このオオミズアオですが、成虫は口が退化して何も食べることができず、成虫になった後はわずか1週間ぐらいしか生きられず、生涯を終える そうです。

なんとも儚い命... 姿を見られたのは、貴重な機会だったのかもしれません。